みなさん、こんにちは。あべしです!
マンガライフ、楽しんでいますか!?
マイナーコミック研究所(略称:マイコミラボ)は、まだ世に広く知られていないけど面白いマンガを紹介・解説・考察していくブログです。
今回ご紹介する作品はコチラ!
引用:ダイヤモンドの功罪
『ダイヤモンドの功罪』
✅ジャンル
野球マンガ
✅著者
平井 大橋(ひらい おおはし)
✅その他情報
単行本:全7巻
出版社:集英社(ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
『ダイヤモンドの功罪』は野球マンガ!
こんなスポーツマンガ、他にない!
凡人である読者の心をえぐる、エグい作品です!
✅ストーリー
★★★★☆(★4つ)
イイ!
✅イラスト
★★★★☆(★4つ)
イイ!
✅おすすめ度
★★★★★(★5つ)
すごくイイ!
評価の合計は★13!
ゼッタイに読んで欲しい作品です!
気になった方は、ぜひ以下のリンクから購入してみてください!
(”無料の試し読み”だけでもぜひ!)
それでは、はりきって紹介していきます!!
『ダイヤモンドの功罪』あらすじ
作品のあらすじをご紹介します!
あらすじ
綾瀬川 次郎(あやせがわ じろう)、小学生5年生。
彼はスポーツの才能に恵まれすぎていた。
同じ競技の選手たちに不快感を与えてしまうほどに…。
どんなスポーツをやっても楽しくない!
みんなで楽しくできるところがイイ!
そんなときに見つけた、野球チームのチラシ。
野球はここにいるみんなが味方なんだよ!
引用:ダイヤモンドの功罪
やっと見つけた。
オレは野球だったんだ!
しかし、彼は意図せずに光を放ってしまう…。
その先に色濃い影を作り出してしまうまでに…。
幼くてもそこは実力の世界…。
彼らは天才(天災)に会(遭)ったとき、何を思うのか!?
登場人物
メインの登場人物をご紹介します!
綾瀬川 次郎(あやせがわ じろう)
小学5年生。
投手。
右投げ右打ち。
野球を始めて3ヶ月にもかかわらず、世代別の日本代表に選出される。
練習しなくても本や動画で学んだことを実践できる才能の持ち主。
引用:ダイヤモンドの功罪
野球以外のスポーツにおいても、比類なき才能を発揮。
初心者にもかかわらず、経験者以上の成果を出す。
そのせいで、周囲から疎まれることも…。
野球を始めてからもその才能をいかんなく発揮。
他を圧倒する結果を出し、周囲に良くも悪くも影響を与える。
まさに、功罪の両方を体現する。
雛 桃吾(ひな とうご)
小学5年生。
捕手。
右投げ右打ち。
世代別日本代表の正捕手。
4番打者でもあり、打撃においても相当な実力の持ち主。
円(まどか)とは幼馴染であり、所属チームも一緒。
引用:ダ抑えてンドの功罪
次郎が円をおさえてエースナンバーに選ばれたことをよく思っていなかった。
それでも円が代表チームに馴染めていない次郎を気遣っているので、口は悪いが普通に接していた。
※1番がそのチームで最も優れている投手がつける背番号
しかし、次郎は「エースナンバーなんか要らない」と発言。
ユニフォームを桃吾と円の目の前で脱ぎ捨て、「それ拾って円が着ればいいじゃん」と。
桃吾は、思わず手を出してしまう。
チームの建前次郎とは和解しているが、それ以来次郎のことを嫌悪している。
巴 円(ともえ まどか)
小学5年生。
投手・左翼手(レフト)。
右投げ右打ち。
同世代においてずば抜けた実力の持ち主。
チームのムードメーカー。
首脳陣曰く、「人格込みの才能」。
引用:ダイヤモンドの功罪
打撃面でもそれなりの実力を持つ。
しかし、投手としての才能は次郎に及ばず、本人は劣等感を抱いている。
次郎と同ポジション・同世代ということに心が折れかけたが、周囲の助力もあり復調。
これからずっと戦っていくと、決意を新たにする。
『ダイヤモンドの功罪』感想
作品を読んだ感想です!
- 才能という言葉がこれほど残酷とは…
- スーパースターの誕生は奇跡なのかもしれない…
- 凡人である我々に刺さる
感想をざっくりと述べるとこんな感じ!
才能という言葉がこれほど残酷とは…
スポーツマンガでこのようなモノが出るとは…。
今まで想像もしたことがありませんでした。
これほど、”才能”にフォーカスした作品はないでしょう。
何かしらの特性があって、努力に努力を重ねて覚醒する。
そんな物語がよくあるスポーツマンガの流れだと思います。
引用:ダイヤモンドの功罪
しかし、本作はそのお約束に喧嘩を売るような流れ。
努力をまるで感じさせない主人公が良くも悪くも周りに影響を与えていきます。
これほどまでに”才能”という言葉を残酷に連想させる作品は稀です。
そんなことも思いながらも続きを読まずにはいられませんでした。
スーパースターの誕生は奇跡なのかもしれない…
先ほど、良くも悪くも周りに影響を与えると記述しました。
しかし、それは天才たる主人公も与えた影響の反動を受けるということ。
その大きさたるや、いかほどのモノであるでしょう。
現実世界にも、スーパースターはいます。
そんな彼らも、本作の主人公のような苦悩を味わってきたのでしょうか…。
そう思うと、スーパースターの誕生は奇跡なのかもしれないと思いました。
引用:ダイヤモンドの功罪
彼らは、才能があるから、努力をしたからスーパースターになったのではありません。
凡人の我々には想像しえない苦難を乗り越えて、今ここに立っているのです。
艱難辛苦を越えた先の景色や価値観がそこにあるのだと思います。
凡人である我々に刺さる
まさにダイヤモンドの原石たちが活躍していく作品。
それも、今までに類を見ないような大きさの原石。
凡人の我々にはいろいろと刺さるモノがあります。
野球の1塁からホームベースまでをダイヤモンドと表現しますよね。
幼い彼らは苦悩しているのに、言葉遊びをする余裕すらあるのか!?
そんな反感すら覚えてしまうほど、しっくりとくるワードチョイス。
引用:ダイヤモンドの功罪
「十で神童、十五で才子、二十歳過ぎれば只の人」
こんな言葉もありますが、本作の主人公は紛れもない天才。
周りの選抜組もダイヤモンドの原石たちです。
小学生ながら、只の人に成り下がった我々読者の心を揺さぶってきます。
本物の天才はどのような人物なのか。
どのように考え、どのように苦悩し、どのような功罪を成していくのか。
ページをめくる手が止まりませんでした。
『ダイヤモンドの功罪』レビュー
作品をレビューしていきます!
✅ストーリー
★★★★☆(★4つ)
イイ!
✅イラスト
★★★★☆(★4つ)
イイ!
✅おすすめ度
★★★★★(★5つ)
すごくイイ!
ストーリー:★★★★☆(★4つ)
このようなスポーツマンガを読んだのは初めてです。
こんなに美しくて残酷で先が気になる作品だとは…。
油断があったとは思いたくないですが、度肝を抜かれました。
「努力」・「友情」・「勝利」
お約束に真っ向から対立していく、孤高の作品。
本作品の在り方すら、”才能”の片鱗を感じさせます。
引用:ダイヤモンドの功罪
ダイヤモンドを研磨するにはダイヤモンドが必要。
そのように聞いたことがありますが、まさにこのこと。
光り輝くカットが施されるのか、削り切れてしまうのか。
野球の神様に祈りたいと思います。
普通のスポーツマンガとは一線を画すストーリー!
ストーリーの評価は★4つ!!
イラスト :★★★★☆(★4つ)
物語の美しさや残酷さとは裏腹に、情緒あふれるイラスト。
人物の感情や動きが、ビシビシと伝わってきます。
尊敬と畏怖を感じました。
小学生という子供っぽさやスポーツマンとしての矜持。
それらを両立させているバランス感覚が素晴らしいです。
引用:ダイヤモンドの功罪
絵として魅了してくるポイントは少な目。
しかし、物語とあわさって魅せてくるといった感じ。
このイラストだから、読者の心が揺さぶられるのかもしれません。
尊敬と畏怖を感じさせながらも読者を離さない絵!
イラストの評価は★4つ!!
おすすめ度:★★★★★(★5つ)
結論から言うと、心が震える。
それに尽きます。
ぜひ読んで欲しい作品の1つ!
物語としての面白さとは別に怖さも感じます。
それをイラストやその他ポイントで抜いてくる。
スポーツマンガであり、ホラーマンガでもあると思いました。
※適切な表現かは迷うところですが、偽りなき思いです。
引用:ダイヤモンドの功罪
まだまだ巻数が少なく、ラノベ原作のように後の展開が分かることが少ないです。
功罪がどのようなモノか、先が読めない、怖いもの見たさ。
いろいろと総合してワクワクが止まらない作品です。
キャラクターたちと読者の心をえぐる、エグい野球マンガ!
おすすめ度の評価は★5つ!!
『ダイヤモンドの功罪』についてまとめ
作品のまとめです!
今回は『ダイヤモンドの功罪』をご紹介しました!
✅ジャンル
野球マンガ
✅著者
平井 大橋(ひらい おおはし)
✅その他情報
単行本:全7巻
出版社:集英社(ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
『ダイヤモンドの功罪』は野球マンガ!
こんなスポーツマンガ、他にない!
凡人である読者の心をえぐる、エグい作品です!
✅ストーリー
★★★★☆(★4つ)
イイ!
✅イラスト
★★★★☆(★4つ)
イイ!
✅おすすめ度
★★★★★(★5つ)
すごくイイ!
評価の合計は★13!
ゼッタイに読んで欲しい作品です!
気になった方は、ぜひ以下のリンクから購入してみてください!
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