『宝石商のメイド』あらすじ・感想・レビュー。人も宝石も美しい!磨けば必ず光るモノがそこにある!
あべし① 左

みなさん、こんにちは。あべしです!
マンガライフ、楽しんでいますか!?

マイナーコミック研究所(略称:マイコミラボ)は、まだ世に広く知られていないけど面白いマンガを紹介・解説・考察していくブログです。

あべし① 左

今回ご紹介する作品はコチラ!

引用:宝石商のメイド

『宝石商のメイド』

作品情報まとめ

ジャンル
 職業ヒューマンドラマ

著者
 やませ ちか
 
その他情報
 単行本:全5巻
 出版社:KADOKAWA(MFC)

『宝石商のメイド』は職業ヒューマンドラママンガ!
美しさの奥に”趣”を感じさせる、心が温まる粋な作品です!

レビューまとめ

✅ストーリー
 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅イラスト

 ★★★★★(★5つ)
 すごくイイ!

✅おすすめ度

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

評価の合計は★13!
ゼッタイに読んで欲しい作品です!
気になった方は、ぜひ以下のリンクから購入してみてください!
”無料の試し読み”だけでもぜひ!)

それでは、はりきって紹介していきます!!

『宝石商のメイド』あらすじ

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作品のあらすじをご紹介します!

あらすじ

噂で聞いたことがある。
メイドが宝石を売る、不思議な店があるという。
なんとも不思議な店で、他にはない魅力があるとか。

噂のメイド、エリヤ
彼女の笑顔と言葉にも、不思議な心地よさがある。
彼女は言う。

引用:宝石商のメイド

人は宝石を選ぶ
宝石もまた人を選ぶ

夢見心地で店をあとにした私。
今度は自分が噂を広める側になり、また足を運んでしまうのだろう。

その店の名前はローシュタイン。
宝石商のメイドが売りの店だ。

宝石商のメイドが過ごす日常は、宝石のように美しい。
そんな美しい日々を少しだけ読者に分けてもらえるような作品。

登場人物

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メインの登場人物をご紹介します!

エリヤ

宝石商のローシュタインの従業員・メイド。
女性では珍しい、宝石鑑定士の資格を持つ。
普段不在の店主に変わり、1人で店を切り盛りする。

宝石に関する知識が豊富。
目利きも確か。
仕事に矜持を持ち、顧客に寄り添う。

引用:宝石商のメイド

穏やかで落ち着いた性格。
あまり感情を表に出さない。
しかし、それでいて優しく、毅然とした対応もできる逸材。

仕事と同じくらいの紅茶好き。
アフタヌーンティーに命を懸けている。
インドア派。

アルフレッド

宝石商ローシュタインの店主。
宝石の仕入れのため世界中を巡っている。
そのため、普段は店を不在としている。

エリヤを心から信頼し、店をほぼ完全に任せている。
しかし、面倒ごとは裏で処理するなど、店主として非常に優秀。
宝石鑑定士としてエリヤ以上の知識と経験を持つ。
アウトドア派。

引用:宝石商のメイド

宝石を心から愛し、同じく宝石を愛する人のために店を開いている。
収益は店が維持できれば十分というスタンスで、誠実な商売を心がける。
彼がそう思うに至ったには、過去の出来事が関係しているようで…。

『宝石商のメイド』感想

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作品を読んだ感想です!

  • なんとも粋な宝石商
  • 人も宝石も美しい
  • 宝石が愛される理由が分かる気がする

感想をざっくりと述べるとこんな感じ!

なんとも粋な宝石商

物語の舞台となっている、宝石商ローシュタイン。
ひと言で表現するならば、”粋なお店”という言葉になるでしょうか。

しっかりと筋の通った商売をしているところが気持ちイイです。
商売に人の血が通っていると言いましょうか。
扱っている宝石・鉱石は無機物のはずですが、暖かく感じられます。

引用:宝石商のメイド

仕事を愛せること。
人のために仕事ができること。
そのような仕事に出会えることって幸せなんですね。

今の我々は仕事に対して、どのように向き合っているでしょうか…?
どのようなあり方で仕事をしているでしょうか…?
そんなことを、ふと考えてしまいました。

人も宝石も美しい

宝石商ローシュタインと宝石たちは、さながら”触媒”。
主人公のエリヤは、”錬金術師”と言ったところでしょうか。

エリヤと宝石が人と人、人と宝石をつないでいきます。
感動するような物語から、ありふれた物語まで。
その美しさに、心が動かされることでしょう。

引用:宝石商のメイド

キャラクター、宝石・鉱石たちにもそれぞれの美しさが。
その希少性に美しさを感じるか。
穏やかな日常や寄り添い方に美しさを感じるか。
すべては読者次第なのかもしれません。

宝石が愛される理由が分かる気がする

人の歴史とともにあり、愛され続けてきた宝石たち。
その美しさで人を魅了し、現代でも生き続けています。

1つとして同じ宝石はなく、美しさも個々に異なります。
色・輝き・硬さ・希少性・価格。
それぞれに歴史あり、物語あり、個性あり。

引用:宝石商のメイド

まるで人間のようであり、よく言葉にも用いられています。
”子宝”・”財宝”・”重宝”…。
どれも大切なモノを指す言葉としての、”宝”

人に愛されてきた証が、言葉からも分かります。
なんとなく感じていた、そのような感覚。
それらが絵となって物語となって、スッと入ってくるような気がします。

『宝石商のメイド』レビュー

あべし① 左

作品をレビューしていきます!

レビューまとめ

✅ストーリー
 ★★★☆☆(★3つ)
 ふつう

✅イラスト

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅おすすめ度

 ★★★★★(★5つ)
 すごくイイ!

ストーリー:★★★★☆(★4つ)

宝石商ローシュタインを舞台とした物語。
人と人、人と宝石たちをつないでいきます。
ストーリーとしても、ありふれた日常の中にも美しさを感じてしまう。

美しさの中にも面白さがあり、つい読んでしまう。
人物・宝石、それぞれの魅力が引き出されています。

引用:宝石商のメイド

物語としてのメリハリやドキドキ感は控えめ。
ワクワクするような作品を遊園地に例えるなら、本作は散歩道。

澄んだ空気と美しい景色を楽しみながら、お散歩するような作品。
いつもとは違った思考に触れられるかと思います。

人と宝石たちに磨かれた美しさに心奪われる物語。
ストーリーの評価は★4つ!!

イラスト :★★★★★(★5つ)

非常に繊細なイラスト。
人物と宝石の表現がとても細やかで美しいです。
この物語にしてこのイラストあり!

むしろ、このような絵だからこそ物語が成立しているのかも。
他の作品とはまた異なる美しさを感じます。
まさしく、宝石のような輝きと希少性、重厚感すら併せ持つイラスト。

引用:宝石商のメイド

物語的にもメリハリの少なさはありが、それを加味しても美しい。
表現としてすでにメリハリがついているので、あまり気になりません。
描き込むところとそうでないところを意図的に分けている気がします。

あべし的に注目してほしいのが、目と宝石・鉱石の表現。
髪・衣装も非常に高クオリティーでとても秀逸。
量産されている作品とは一線を画します!
必見!

フルカラーで読みたくなるような、非常に繊細で美しい絵!
イラストの評価は★5つ!!

おすすめ度:★★★★☆(★4つ)

ゆったりとした作品が好きな人には特におすすめしたい!
読まない理由がない。
もっと世に知られて欲しい作品の1つです。

反面、ドキドキやワクワクを優先したい人にはイマイチかも。
しかし、美しさを感じる心がある人には刺さります。
これを機に、ジャンルの幅を広げていただきたい。

引用:宝石商のメイド

イラストが独特なので好みが分かれるかもですが、これも表現。
むしろ、感受性の幅を広げてくれると思っています!

作品全体を通して、美しさと同じくらいその奥に”趣”を感じます。
あべしのつたない文章表現ではこれが限界。
ぜひ、読んで味わってみてください!

美しさの奥に”趣”すら感じさせる、心が温まる粋な作品!
おすすめ度の評価は★4つ!!

『宝石商のメイド』についてまとめ

あべし① 左

作品のまとめです!

今回は『宝石商のメイド』をご紹介しました!

作品情報まとめ

ジャンル
 職業ヒューマンドラマ

著者
 やませ ちか
 
その他情報
 単行本:全5巻
 出版社:KADOKAWA(MFC)

『宝石商のメイド』は職業ヒューマンドラママンガ!
美しさの奥に”趣”を感じさせる、心が温まる粋な作品です!

レビューまとめ

✅ストーリー
 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅イラスト

 ★★★★★(★5つ)
 すごくイイ!

✅おすすめ度

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

評価の合計は★13!
ゼッタイに読んで欲しい作品です!
気になった方は、ぜひ以下のリンクから購入してみてください!
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