『あくたの死に際』あらすじ・感想・レビュー。生みの苦しみ誰ぞ知る!書かずにいられぬこの想い、艱難辛苦の行き着く先は!?
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みなさん、こんにちは。あべしです!
マンガライフ、楽しんでいますか!?

マイナーコミック研究所(略称:マイコミラボ)は、まだ世に広く知られていないけど面白いマンガを紹介・解説・考察していくブログです。

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今回ご紹介する作品はコチラ!

引用:あくたの死に際

『あくたの死に際』

作品情報まとめ

ジャンル
 ヒューマンドラマ

著者
 竹屋 まり子(たけや まりこ)
 
その他情報
 単行本:全3巻
 出版社:小学館(裏少年サンデーコミックス)

『あくたの死に際』はどのようなマンガか!?
その他推しポイント。どんな作品かを簡潔に。

レビューまとめ

✅ストーリー
 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅イラスト

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅おすすめ度

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

評価の合計は★12!
ぜひ読んでみて欲しい作品です!
気になった方は、ぜひ以下のリンクから購入してみてください!
”無料の試し読み”だけでもぜひ!)

それでは、はりきって紹介していきます!!

『あくたの死に際』あらすじ

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作品のあらすじをご紹介します!

あらすじ

仕事も順調、彼女ともイイ感じ。
穏やかな日々を送る、黒田 マコト(くろだ まこと)

しかし、頭痛が。
日々のストレスか、変化のない日常に絶望したのか…。
突然、会社に行く道が分からなくなった。

引用:あくたの死に際

そんな折、大学時代の後輩黄泉野 季郎(よみの きろう)と再会する
彼は今超売れっ子の作家。

彼の才能に嫉妬したことを思い出す。
殺したいくらいの妬み嫉みが蘇る。

このまま…終われない。

果てしてどうなる!?
マンガがこんな感じ!っていう煽り的な文章を記載。

登場人物

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メインの登場人物をご紹介します!

黒田 マコト(くろだ まこと)

大企業に勤める社会人。
大学時代は文芸部の部長。

心を病んで休職しているときに、季郎と再会。
彼に焚き付けられ、再び筆を執ることに。
創作の艱難辛苦と、再び向き合う。

引用:あくたの死に際

得意ジャンルは純文学。
常識人ではあるが、内側にいろいろとため込むタイプ。

黄泉野 季郎(よみの きろう)

マコトの大学時代の後輩。
現在は、超売れっ子作家。

再開して以来、何かとマコトを文芸の世界に引き込もうとする。
そのために使えるモノを容赦なく使い倒す強かさを持つ。

引用:あくたの死に際

得意ジャンルは、大衆文学。
取材のために、方々を練り歩く。
直木賞を獲ることが当面の目標。

『あくたの死に際』感想

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作品を読んだ感想です!

  • 夢を追う姿がカッコいい!
  • これが創作の苦しみか…
  • 言葉で語り尽くせない…

感想をざっくりと述べるとこんな感じ!

夢を追う姿がカッコいい!

読んでいて、本当に尊敬します。
夢を追う、人生をかけるということを体現してくれている本作品。

懸ける・翔ける・駆ける・描ける・架ける・賭ける・欠ける…。
いろんな”かける”が詰め込まれていると感じます。

引用:あくたの死に際

ココまで打ち込めるモノがあることが羨ましいと思いました。
その反面、自分にそこまで出来るのかと疑念を抱くことも…。

読んでいるうちに、自然と感情移入してしまっていることに気が付きました。
描き方の上手さと作品の魅力が両立されていることの証明だと思います。
作中の人物たちもすごいですが、作者もすごい人物なのだと実感しました。

これが創作の苦しみか…

創作の苦しみをこれ以上ないほど体現している作品だと感じます。
苦しんだ後に報われたり報われなかったり…。

報われない人の方が多い厳しい世界。
報われなくても、またその苦しみに立ち向かっていく姿がカッコいいです。
人生・命を削っている感じがヒシヒシと伝わってきます!

引用:あくたの死に際

すごいと思うと同時に、自分に対して思うことも。
ここまで本気になって何かに取り組んだことがあるのか…と。
もっとちゃんと自分の人生に向き合いたいと思わせてくれる作品だとも思いました!

言葉で語り尽くせない…

本作品をひと言で表する言葉がなかなか見つかりません。
言葉にできない感情がふつふつと湧き上がってきます。

才能とか努力とか、そんな単純な言葉で片付けたくないほどの魅力が本作品にはある気がします。
これぞまさに創作の真髄なのかもしれないですね。

引用:あくたの死に際

そんな読者の想いと反対に、作中には言葉が溢れています。
彼らが創る作品にどれほどの言葉が落ちていることでしょうか。
ぜひとも読んでみたいです。
読めば、あべしの表現の幅も広がるのかな…と思いました。

『あくたの死に際』レビュー

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作品をレビューしていきます!

レビューまとめ

✅ストーリー
 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅イラスト

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅おすすめ度

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

ストーリー:★★★★☆(★4つ)

作家・芸術家を描く作品は多々あると思います。
本作品では、これでもかと創作の苦しみや妬み嫉みが伝わってきます!

それが、非常にイイ!

それを上手くストーリーにまとめて、作品と成立させる手腕。
そして、作家独特の狂気なども伝わってきます。

引用:あくたの死に際

ただ重くて苦しいだけでなく、読んでいてちゃんと面白いと感じます。
しっかりとエンタメに昇華できている点が素晴らしいですね!

創作の苦しみや妬み嫉みが伝わってくるストーリー!
ストーリーの評価は★4つ!!

イラスト :★★★★☆(★4つ)

世界観の表現・心情の描写が素晴らしいです!
作家を描いているという説得力のあるイラスト!

人生や命を削って作品に向き合っているという点がこれでもかと伝わります。
作家特有の狂っている感じもイイですよね…。

引用:あくたの死に際

世界観・作風的にメリハリは薄めです。
それが良さでもありますが、読むのにはちょっと覚悟が必要です。
それなりの覚悟を持って読んで欲しい作品ではありますが!

いろいろとデフォルメされていて、これでも描き切れていない箇所があるかとは思います。
そんなところも想像しながら読んで欲しい作品だと思いました!

作家を描いているという説得力のあるイラスト!
イラストの評価は★4つ!!

おすすめ度:★★★★☆(★4つ)

とにかく、心に響く作品!
響くと言うか、揺さぶられるというか…。
ぐちゃぐちゃされるとも言えるかも…。

ワクワクドキドキとはまた違う感覚です。
ぜひ、読んでその感情を確かめて欲しいです。

引用:あくたの死に際

おそらく、これが面白いということなんだと分かります。
単純に与えられる気持ちよさとはまた違う、面白さ。
非常に読み応えがあり、世界に引き込まれたい・もっと知りたいと思う作品です!

とにかく心に響く作品!
おすすめ度の評価は★4つ!!

『あくたの死に際』についてまとめ

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作品のまとめです!

今回は『あくたの死に際』をご紹介しました!

作品情報まとめ

ジャンル
 ヒューマンドラマ

著者
 竹屋 まり子(たけや まりこ)
 
その他情報
 単行本:全3巻
 出版社:小学館(裏少年サンデーコミックス)

『あくたの死に際』はどのようなマンガか!?
その他推しポイント。どんな作品かを簡潔に。

レビューまとめ

✅ストーリー
 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅イラスト

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅おすすめ度

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

評価の合計は★12!
ぜひ読んでみて欲しい作品です!
気になった方は、ぜひ以下のリンクから購入してみてください!
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