『全部救ってやる』あらすじ・感想・レビュー。保護して終わりじゃない。譲渡して終わりじゃない。その先を考え続ける保護ドラマ!
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みなさん、こんにちは。あべしです!
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今回ご紹介する作品はコチラ!

引用:全部救ってやる

『全部救ってやる』

作品情報まとめ

ジャンル
 動物保護ドラマ

著者
 常喜 寝太郎(つねき ねたろう)

その他情報
 単行本:全4巻
 出版社:小学館(マンガワンコミックス)

『全部救ってやる』は動物保護ドラマ!
人と動物の共生を本気で考え続ける動物保護ヒューマンドラマ!

レビューまとめ

✅ストーリー
 ★★★☆☆(★3つ)
 ふつう

✅イラスト

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅おすすめ度

 ★★★☆☆(★3つ)
 ふつう

評価の合計は★10!
興味があれば読んで欲しい作品です!
気になった方は、ぜひ以下のリンクから購入してみてください!
”無料の試し読み”だけでもぜひ!)

それでは、はりきって紹介していきます!!

『全部救ってやる』あらすじ

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作品のあらすじをご紹介します!

あらすじ

東京でスタイリストを目指す、星野 スズ(ほしの すず)
競争に疲れて、地元に戻ることに…。

保護活動者の久我(くが)と出会い、活動に興味を持つ。
しかし、その現場は壮絶なモノだった…。

引用:全部救ってやる

自分のことで精一杯な自分を変えたいと思い始めるスズ。
保護活動を通して、少しずつ何かが変わっていく気がする…。

保護して終わりではない。
人が、社会が変わらなくては…!

保護して終わりじゃない。譲渡して終わりじゃない。
その先を考え続ける動物保護ドラマ!

登場人物

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メインの登場人物をご紹介します!

星野(ほしの)

星野 スズ。
元美容師。

東京に出てカリスマ美容師を目指すも、性格と合わずに退職。
地元に戻る。
保護活動を知り、手伝うことに。

引用:全部救ってやる

真面目ではあるが、暗い性格。
学生の頃にイジメられていた過去がある。
子供の頃にネコを飼っており、たまに思い出している。

久我(くが)

個人の保護活動者。
目の前にある命を助けようと奮闘する。

普段はアルバイトで生計を立て、保護活動費なども稼ぐ。
常に働いて忙しくしている。

引用:全部救ってやる

対人関係が苦手な模様。
人と話すときは事前に表情を作る。

過去に犬を飼っており、その面影を探している。
なぜ保護活動をしているかというと、本人曰く「何も考えていない」。

『全部救ってやる』感想

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作品を読んだ感想です!

  • いろいろ考える
  • 動物たちが可愛いけど…
  • 広まって欲しいけど、惜しい

感想をざっくりと述べるとこんな感じ!

いろいろ考える…

とにかくいろいろと考えさせられる作品。
理想に遠くかけ離れた現実について、思うところがあります。

幸せな家庭があって、その一員として迎えられている動物はそれでイイのですが…。
現実、いろんな問題があって根本的な解決は厳しいですよね。

引用:全部救ってやる

よくよく考えると、別にこの問題に限った話ではないです。
しかし、妥協案すらなくて対症療法しかないのはやるせない…。

そもそも、人間と人間の共生も難しい世の中になりつつある現代。
人と動物の本当の意味での共生は、まだ難しいのかもしれませんね…。

動物たちが可愛いけど…

全編読んでいていろいろと思うところがある本作品。
動物たちが可愛く描かれているだけに、人の醜さが際立ちます。

手放しに動物を愛でられることがどんなに幸せなことか…。
ペットをお迎えするのには、それ相応の覚悟と行動が必要と再確認できます。

引用:全部救ってやる

単純に、可哀そうとか大変そうで片付けて欲しくはない本作品。
いろんな人に広まって欲しいと思います。
そして、不幸な人や動物が少しでも減ればと思わずにはいられません。

広まって欲しいけど、惜しい…!

先述の通り、多くの人に広まって欲しい作品。
しかし、いろんな意味で厳しいという感想も…。

後述のレビューで述べたいとは思いますが、物凄く人を選ぶ作品。
何と言うか、娯楽の域を超えてしまった気がします。

引用:全部救ってやる

思いは伝わります。
大切なことでテーマも意義深いです。
しかし、面白さが見出しにくい…。

仮に面白さを見出せたとしても、その人が本来伝えるべき層かと言われれると…。
問題提起や啓蒙としては目的を達してますが、娯楽としては思うところがあります。
娯楽と思わなければ、非常にイイ作品。

『全部救ってやる』レビュー

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作品をレビューしていきます!

レビューまとめ

✅ストーリー
 ★★★☆☆(★3つ)
 ふつう

✅イラスト

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅おすすめ度

 ★★★☆☆(★3つ)
 ふつう

ストーリー:★★★☆☆(★3つ)

読んでいて非常に勉強になります!
保護活動についていろいろと考えさせられる作品!

オンリーワンのストーリーなので、ぜひ読んでみて欲しいです。
保護活動の裏側や苦労しているところがありありと分かります…。
本当の現場はもっと大変なのでしょうね…。

引用:全部救ってやる

しかし、頑張って漫画にした感は否めません。
娯楽作品としてではなく、ドキュメンタリーに向いているジャンルだと思いました。

ケースごとに話が独立しているので、ストーリー間のつながりや長編も見てみたいです。
いろんな意味で今後が気になるストーリー展開!

保護活動についていろいろと考えさせられる作品!
ストーリーの評価は★3つ!!

イラスト :★★★★☆(★4つ)

世界観の表現が素晴らしいイラスト!
独特な雰囲気で、問題の深刻さが絵からも分かります…。

動物たちが可愛くて、人の醜さが際立ちます。
保護活動者たちの気高さも感じられました。

引用:全部救ってやる

保護活動についてしっかりと伝えたいという思いも感じ取れます。
ただ、緊張ばかりで緩和があまりないかな…と思いました。
ちょっと読んでいて疲れてしまう気も…。

動物たちが一役買ってくれていますが、まだまだ必要だと思いました。
あとは、要所でバシッとキメてくれる魅せポイントも欲しいですね。

世界観の表現が素晴らしいイラスト!
イラストの評価は★4つ!!

おすすめ度:★★★☆☆(★3つ)

読む人はガッツリ選びます!
しかし、メッセージが明確なので、分かりやすいです!

これまで述べたように、娯楽としての域は少々はみ出たような作品。
ちょっと手に取りづらいかもですが、ぜひ読んでみて欲しいです。

引用:全部救ってやる

読者に迎合する必要はありませんが、主張が強すぎるゆえに読者が置き去りになってしまう部分も。
刺さる人には刺さりますが、頑張り過ぎてしまっている感は否めません。

信念突き通すのにも、ある程度の結果が必要かなと思いました。
ただ、作者さんも売れるより命が1つでも助かれば…というスタンスのようです。
ぜひ、少しでも多くの人に届いて欲しい作品だと思いました!

読む人はガッツリ選びますが、メッセージが明確で分かりやすい作品!
おすすめ度の評価は★3つ!!

『全部救ってやる』についてまとめ

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作品のまとめです!

今回は『全部救ってやる』をご紹介しました!

『全部救ってやる』

作品情報まとめ

ジャンル
 動物保護ドラマ

著者
 常喜 寝太郎(つねき ねたろう)

その他情報
 単行本:全4巻
 出版社:小学館(マンガワンコミックス)

『全部救ってやる』は動物保護ドラマ!
人と動物の共生を本気で考え続ける動物保護ヒューマンドラマ!

レビューまとめ

✅ストーリー
 ★★★☆☆(★3つ)
 ふつう

✅イラスト

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅おすすめ度

 ★★★☆☆(★3つ)
 ふつう

評価の合計は★10!
興味があれば読んで欲しい作品です!
気になった方は、ぜひ以下のリンクから購入してみてください!
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