『売国機関』あらすじ・感想・レビュー。愛国者の敵は愛国者!?手段を選ばず祖国を守る、売国的愛国者たちの戦後物語!
あべし① 左

みなさん、こんにちは。あべしです!
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マイナーコミック研究所(略称:マイコミラボ)は、まだ世に広く知られていないけど面白いマンガを紹介・解説・考察していくブログです。

あべし① 左

今回ご紹介する作品はコチラ!

引用:売国機関

『売国機関』

作品情報まとめ

ジャンル
 戦争・戦記

著者
・原作
 カルロ・ゼン
・漫画
 品 佳直(しな よしなお)

その他情報
 単行本:全11巻
 出版社:新潮社(バンチコミック)

『売国機関』は戦争・戦記マンガ!
手段を選ばず祖国を守る、売国的愛国者たちの戦後物語!

レビューまとめ

✅ストーリー
 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅イラスト

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅おすすめ度

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

評価の合計は★12!
ぜひ読んでみて欲しい作品です!
気になった方は、ぜひ以下のリンクから購入してみてください!
”無料の試し読み”だけでもぜひ!)

それでは、はりきって紹介していきます!!

『売国機関』あらすじ

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作品のあらすじをご紹介します!

あらすじ

今が戦後か、束の間の停戦に過ぎないのか。
終戦より1年。
共和国は今なお死者の記憶に囚われている。

東の王国。西の連邦。
大国に挟まれた共和国に選択の余地はなかった。

引用:売国機関

開戦と同様、終戦も彼ら大国の都合に振り回される共和国。
頭越しに強制される平和。
しかし、勝ち取った平和であることには変わりない。

軍務省法務局、公衆衛生課、独立大隊。
通称『オペラ座』。
あるいは…『売国機関』。

愛国者の敵は愛国者!?
手段を選ばず祖国を守る、売国的愛国者たちの戦後物語!

登場人物

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メインの登場人物をご紹介します!

ヨランダ・ロフスキ

オペラ座の隊長。
階級は少佐。

戦争を生き抜いた塹壕貴族。
愛国心が強く、仲間意識が高い。

引用:売国機関

本物の貴族で、現当主。
裕福で部下を厚遇する。

手段はどうあれ、祖国を守ろうと奮闘する。
内外と揉め事を起こすのも珍しくない。

モニカ・シルサルスキ

オペラ座の新人。
着任時の階級は少尉。

士官学校首席ということで、引き抜かれた。
非常に特殊な職場ではあるが、何とか順応する。

引用:売国機関

主席の名に恥じない優秀さではあるが、戦争を知らない世代。
それ特有の甘さが見受けられる。
しかし、時にはその世代だからこそ活躍する場面も。

『売国機関』感想

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作品を読んだ感想です!

  • 勝たなくては…!
  • 政治って面倒だな…
  • アタマを使うのが楽しい!

感想をざっくりと述べるとこんな感じ!

勝たなくては…!

強くあらねば…!
と、思わずにはいられません。

小国・敗戦国ゆえの理不尽・不利益がこれでもかと表現されています。
強くなって勝たないと、望んだ結果は得られないってことがよく分かりますね。

引用:売国機関

現実世界も一緒。
今の日本の一端を見ているかのようです…。

政治って面倒だな…

どの世界も政治は面倒ごとだらけですね…。
建前と本音が別れているのはどこも同じか…。

いろんな思惑や駆け引きが描かれる本作品。
そこを楽しむのが醍醐味なのですが…。

引用:売国機関

やっぱり暴力で解決するのが1番手っ取り早いとも思ってしまいます。笑
極論、交渉ごとの前提は武力による威圧あってこそですし!

国の違い、世代の違いが如実に表れているのも見どころ。
ぜひ、今の時代だからこそ読みたい作品でもあります!

アタマを使うのが楽しい!

しっかりと読み込んで面白い作品です!
ぜひ、時間をかけて楽しんで欲しいです。

サラッと読んで雰囲気を楽しむのもイイでしょう。
しかし、この作品は細部まで読んでこそ面白い…!

引用:売国機関

戦争・戦記モノにしては珍しく、戦闘描写は少なめ。
と言っても、要所で戦闘シーンがあるので、そこも1つの楽しみポイント。

情勢の変化や駆け引きを、考えながら楽しみたいです。
組織やその中の個人がどう動いているのかを考察するのも一興!

『売国機関』レビュー

あべし① 左

作品をレビューしていきます!

レビューまとめ

✅ストーリー
 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅イラスト

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅おすすめ度

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

ストーリー:★★★★☆(★4つ)

戦争・戦記モノの作品はこれまでも読んできました。
しかし、ここまでしっかり戦後を描く作品に初めて出会いました!

よくもまぁ、ここまで設定から何から考えられるモノだなぁ…と。
素直に感心・脱帽です。
読んでいて、本当に楽しい…!

引用:売国機関

戦時中よりも混沌としている雰囲気があります。
ストーリー面だけでも、そういったゴタゴタ感が非常によく表現されていると思いました。

戦後と言われていますが、表になっていないだけで戦闘中なのかもしれません。
戦争が悲惨なのは重々承知ですが、最低限勝てないと本当に目も当てられないですね…。

戦争中よりも中身が濃い、戦後を描くストーリー!
ストーリーの評価は★4つ!!

イラスト :★★★★☆(★4つ)

世界観の表現が非常にGood!
逼迫する雰囲気など、とてもよく描かれています!

先述の通り、戦時中よりも混沌とした戦後。
泥沼のような果てしなさが読んで取れます…。

引用:売国機関

重苦しいだけでなく、要所でしっかりと緩和も。
イラスト面でメリハリがあるからこそ、疲れないで読むことができています。
そんな読み手に配慮する工夫が素晴らしい…。

世界観の表現が素晴らしく、読み手にも配慮されたイラスト!
イラストの評価は★4つ!!

おすすめ度:★★★★☆(★4つ)

全体的に重めですが、非常に読んでいて面白い…!
こういう面白さがもっと広まって欲しいと思います。

ストーリーで難解な箇所が多々あります。
重苦しい雰囲気が描かれています。
しかし、それらを読み解けたときに面白さが分かるのです!

引用:売国機関

人を選ぶとは思いますが、ハマったら凄く楽しいこと間違いなし!
アタマ空っぽにして楽しみたい方には向かないかもです。
しかし、ガッツリと読み込みたい方にとっては読み応え抜群な作品!

戦争・戦記モノをガッツリと読み込みたい方にとってたまらない作品!
おすすめ度の評価は★4つ!!

『売国機関』についてまとめ

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作品のまとめです!

今回は『売国機関』をご紹介しました!

作品情報まとめ

ジャンル
 戦争・戦記

著者
・原作
 カルロ・ゼン
・漫画
 品 佳直(しな よしなお)

その他情報
 単行本:全11巻
 出版社:新潮社(バンチコミック)

『売国機関』は戦争・戦記マンガ!
手段を選ばず祖国を守る、売国的愛国者たちの戦後物語!

レビューまとめ

✅ストーリー
 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅イラスト

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

✅おすすめ度

 ★★★★☆(★4つ)
 イイ!

評価の合計は★12!
ぜひ読んでみて欲しい作品です!
気になった方は、ぜひ以下のリンクから購入してみてください!
”無料の試し読み”だけでもぜひ!)

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