みなさん、こんにちは。あべしです!
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マイナーコミック研究所(略称:マイコミラボ)は、まだ世に広く知られていないけど面白いマンガを紹介・解説・考察していくブログです。
今回ご紹介する作品はコチラ!
引用:運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう
『運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう』
✅ジャンル
政争ファンタジー
✅著者
・原作
音無 砂月(おとなし さつき)
・漫画
南澤 久佳(みなみさわ ひさか)
・キャラクター原案
iyutani
✅その他情報
単行本:全6巻
出版社:TOブックス(コロナ・コミックス)
『運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう』は政争ファンタジー!
他国に嫁いだ王妃が政権を掌握しようと奮闘する活躍劇!
✅ストーリー
★★★★☆(★4つ)
イイ!
✅イラスト
★★★☆☆(★3つ)
ふつう
✅おすすめ度
★★★★☆(★4つ)
イイ!
評価の合計は★11!
ぜひ読んでみて欲しい作品です!
気になった方は、ぜひ以下のリンクから購入してみてください!
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続きが気になる!
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それでは、はりきって紹介していきます!!
『運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう』あらすじ
作品のあらすじをご紹介します!
あらすじ
テレイシア王国の第3王女、エレミヤ。
女王である姉の命により、彼女の嫁ぎ先が決まった。
軍事力に優れるカルディアス王国の国王との結婚。
完全なる政略結婚。
そのうえで、王を廃して国を乗っ取れとの無理難題を受ける。
引用:運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう
国入りするも、国王は「番さま」にご執心。
絵に描いたような愚鈍な王。
こちらのことなど、まるで興味がない様子。
ここまで私を愚弄するとは…。
運命の番?
「番さま」もろとも地獄へ送ってやる!
単身他国に嫁ぎ、国を乗っ取ろうと孤軍奮闘!
番を乗り越えて悪を暴き出す国盗り政争ファンタジー!
登場人物
メインの登場人物をご紹介します!
エレミヤ
人族が治めるテレイシア王国の第3王女。
「テレイシアの宝玉」と謳われる美姫。
政略結婚でカルディアス国王に嫁ぐ。
女王である姉よりカルディアス王国を乗っ取るように命じられ、自身の派閥を立ち上げる。
少しずつ民衆の支持を勝ち取り、頭角を現すように。
引用:運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう
幼少期より厳しい教育を施され、政治以外にも多方面に精通。
武術にも明るく、暗器の扱いを得意とする。
心優しく、他者を慈しむ。
人前では気丈に振舞い、王族としての自覚を忘れない。
カルヴァン
獣人族の治めるカルディアス王国の国王。
竜族。
とある事件で幼少の頃両親を亡くし、十分な教育もない状態で王座に就く。
貴族たちの傀儡となるしか生き延びるすべがなく、今日に至る。
引用:運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう
武道に長け美貌にも恵まれている。
直情的な性格で政治面にも疎い。
しかし、番との邂逅を果たしたことにより、国民からの支持はある。
番であるユミルに執着し、他のことには興味がない。
感情が昂ると、竜族の特長である鱗が発現する。
ユミル
カルディアス王の愛妾であり、番(つがい)。
出自は平民の娼婦。
王族としての教養はまるでない。
ドレスや宝飾に目がなく、日々国のお金で散在している。
それゆえ、国の財政はカツカツ。
※ほぼ破綻状態で汚職も横行している。
引用:運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう
好き勝手をしているようだが、自分の立ち位置は理解している様子。
平民時代の苦しい生活や成り上がりゆえの苦労も味わい、今に至る。
王侯貴族すべてを憎んでいる節もあるようで…。
『運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう』感想
作品を読んだ感想です!
- 統治者としての矜持に感服!
- 悪役たちもある意味憐れ…
- 珍しいパターンが面白い!
感想をざっくりと述べるとこんな感じ!
統治者としての矜持に感服!
エレミヤの統治者としての矜持に感服です!
ここまで民を思って行動できる為政者がいるでしょうか?
それも他国に嫁いできてこの行動です…。
姉からの国を乗っ取れと指令を受けているとはいえ、脱帽。
ぜひ現実世界の政治家たちも見習って欲しいです…。笑
引用:運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう
味方の全くいない敵地にて、公的な立場で奮闘する姿が健気すぎます。
読んでいて、つい応援したくなってしまう…。
まさに主人公ですね!
しかし、姉(帝国)への忠義が度を過ぎていて怖いです。
今後の障害にならなければよいのですが…。
悪役たちもある意味憐れ…
味方サイドと敵サイドが分かりやすいです。
ちょっと敵がお粗末すぎる気もしますが…。
イマイチな出来すぎて、ある意味憐れです…。
物語的には、もう少しちゃんとした敵役を用意して欲しいとは思いました。
物語の序盤ではエレミヤの立ち位置を読者に明示するためにもよかったと思います。
しかし、張り合いがなさすぎるのも問題…。
引用:運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう
ちょうどイイ敵が物語には必要です。
ときには、主人公たちのキャパシティーを越える敵が求められることも…。
ストーリー的には面白い流れがきていると思うので、頑張って欲しいです!
珍しいパターンが面白い!
運命のカップルが周りを不幸にしていく本作。
普通の作品ではお目にかかれないパターンですよね!
あまりよく見ないパターンばかりで物珍しいです!
物珍しさから入った読者をしっかりと掴んでいって欲しい!
目新しさはあると思うので、二の矢・三の矢に期待です。
引用:運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう
王道パターンから外れるのも面白いですが、外し過ぎると邪道になってしまいます。
邪道は読む人を選ぶし、ガチで内容が問われるので難しいところ。
本作は今後どのような道を進んでいくのでしょうか…?
ぜひとも追いかけていきたいと思いました!
『運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう』レビュー
作品をレビューしていきます!
✅ストーリー
★★★★☆(★4つ)
イイ!
✅イラスト
★★★☆☆(★3つ)
ふつう
✅おすすめ度
★★★★☆(★4つ)
イイ!
ストーリー:★★★★☆(★4つ)
あまり見ない展開が続いて面白いです!
単身他国に乗り込み、公的な立場で国を乗っ取ろうとする…。
無理難題が過ぎますが、そこがイイ!
少しずつ国で認められ、支持され、力をつけていきます。
その歩みを応援したくなるような物語。
引用:運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう
物語の都合のため、少々違和感を覚えるところもありますがご愛敬。
その辺りはフィクション特有の様式美として流せば問題なしです。
どの作品にもそのような面はありますし…。笑
国を内部から乗っ取ることはできるのか?
エレミヤは幸福な人生をまっとうできるのか?
引き続き追いかけていきたいと思います!
内部から国を乗っ取る無理難題に奮闘するストーリー!
ストーリーの評価は★4つ!!
イラスト :★★★☆☆(★3つ)
人物や衣服の描写が細かくてイイです!
表情はもちろん、繊細な装飾などもGood!
描きこみ具合にメリハリがあるのもイイところです。
高貴な人物はそれなりに、低い身分はそのように見えるように。
しっかりと配慮されているイラストだと感じました。
引用:運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう
気持ちが乗っているのは買いますが、もう一歩…という印象は否めません。
ひと言表現すると、安定感に欠けていると思います。
また、全般を通して平面的に感じてしまうところも…。
人物や衣服の表現が素晴らしいイラスト!
イラストの評価は★3つ!!
おすすめ度:★★★★☆(★4つ)
いろんな意味で目新しさがある作品!
普通の作品に飽きてきた方にはぜひおすすめしたいです!
公僕として使命を全うしようとするエレミヤの心意気。
そして彼女を支える仲間たちに脱帽。
引用:運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう
敵役の杜撰さも面白い要素の1つ。
もうちょっとまともなことをやって欲しいです…。
しかし、分かりやす過ぎて逆に面白い!笑
ゴリゴリの政争ではありながら、あまり考えなくてイイというところがGood。
アタマ空っぽにしても楽しめる国盗り政争ファンタジーですね!
アタマ空っぽにしても楽しめる国盗り政争ファンタジー!
おすすめ度の評価は★4つ!!
『運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう』についてまとめ
作品のまとめです!
今回は『運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう』をご紹介しました!
『運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう』
✅ジャンル
政争ファンタジー
✅著者
・原作
音無 砂月(おとなし さつき)
・漫画
南澤 久佳(みなみさわ ひさか)
・キャラクター原案
iyutani
✅その他情報
単行本:全6巻
出版社:TOブックス(コロナ・コミックス)
『運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう』は政争ファンタジー!
他国に嫁いだ王妃が政権を掌握しようと奮闘する活躍劇!
✅ストーリー
★★★★☆(★4つ)
イイ!
✅イラスト
★★★☆☆(★3つ)
ふつう
✅おすすめ度
★★★★☆(★4つ)
イイ!
評価の合計は★11!
ぜひ読んでみて欲しい作品です!
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(”無料の試し読み”だけでもぜひ!)
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